SAMPLE COMPANY

店主敬白(代表のあいさつ)

 開店に当たり皆々さまに謹んで御礼申し上げます。
 いったい何を勘違いしている(?)と思われてもしようがないことですが、私としては本当にまだお会いしたこともない全国の同朋も含め、ただただ御礼を申し上げたいのです。
 永年温めてきた無謀なプランを展開します。ターゲットは私と同世代のごくごく普通に生きてきた人々、具体的な企ては出版です。50年は遅れております。またこれを遂行する能力の欠如は、目を覆うばかりです。だから今の今になってしまいました。流行歌に「時代遅れの男になりたい・・」とかありましたね。どこでぽしゃるか見えないよめないたくらみに賛同してくださる方はどこぞにおられますやら・・。
 記念すべき最初の作品が、やっと出来上がりました。『青い川』というタイトルの詩集です。約6か月かかりました。これはわたしの数少ない先輩の一人に無理をお願いしたものです。作品にはなりましたが、まだ、完全には商品になっておりません。ISBNコードはとりました。国会図書館に納品しました。そして近々アマゾンの書籍販売セクションからどなたでもご購入できることになります(実は、この作品は著者の伝手で某大手書店にも並ぶことになります)。出版ですから当たり前ですね。作品が広く世の中に出ていきます。
 品のある書籍(語弊のある表現ですね)が少なくなっています。書棚の隅にあるだけで、すぐに読み終えてしまわなくてもなんとなく小さな満足をもたらすそんな本をつくるお手伝いができたらいいのですが・・。
●自費出版を考えておられる方は、ご連絡ください。私はパソコンが苦手ですので、レスポンスは少々おぼつきませんが、せいいっぱいのお手伝いをさせていただきます。

知人から以下のような激文をいただいた。

「団塊の世代と呼ばれたあなたへ」
 戦後70年余りを過ぎました。この間、焼け跡からの復興、高度経済成長、オイルショック、バブル崩壊、昭和から平成等々。日本社会はさまざまな局面に遭遇しながら、歴史を刻んできました。
 団塊と呼ばれる世代(1947~49年生まれ)は、現在、総人口の5%を占めています。(2015年の国勢調査結果)。この人たちの人生はある意味、戦後日本社会の歩みそのものとも言えなくはありません。
 現在でも、一歳あたりで200万人を超える数を保っているのは団塊世代以外にはいません。
 食糧難の時代に産声をあげ、一学級50、60人の児童・生徒で教室はすし詰め。一学年十数クラスだったという話はよく聞きます。
 集団就職や工場勤務。互いに切磋琢磨し、戦後の新たな社会で各々が自身の居場所を見いだし、根を張ったのだと思います。学生運動を尖鋭化させ、あさま山荘事件を引き起こしたことも当時、国民全体から注目を集めたというようなこともありました。
 一方、米国からは新しい文化の波が次々押し寄せ、若者であった団塊の世代はそれを吸収。ニューファミリーを営みました。核家族化への流れも団塊の世代が道筋をつけたともいえるでしょう。
 そんな団塊の世代だからこそ、自身の足跡を振り返り、市井に生きる自らの人生を輝かせた何かを見つけ出すことができるかもしれません。
 この世に生を受けた証を、埋没してしまわないように残してみませんか?(注)  他世代より人数の多い団塊の世代は、しばしばまさにマス(塊)としてとらわれがちです。しかし、胸のうちでは、それぞれが自己主張もある、自己を確立し、流されまいと懸命に生きてきたと自負されているはずです。そんな思いをぜひ形に表して下さい。私も少し遅れてきた(歩んできた)者として、何らかのお手伝いをしたいと考えています。残された時間は共に短いということを想いながら…。